レプリケーションの概念

パブリッシャ 他のシステムに複製するデータを提供
ディストリビュータ レプリケーションデータをサブスクライバに配布する。メタデータ、ヒストリデータ等を格納する。
サブスクライバ 複製されたデータを格納したり、更新を受け取るデータベース

レプリケーションの種類

スナップショットレプリケーション
定期的にデータベースのスナップショットが作成され、サブスクライバに送信される。パブリッシャはデータの変更を絶えず監視している必要がなく、サブスクライバへの継続的なデータ転送を必要としない。

トランザクションレプリケーション
データベースに対する変更を複製する事が可能である。アーティクルに加えられた変更は直ちにトランザクションログからキャプチャされて、ディストリビュータに送信される。

マージレプリケーション
アーティクルに加えられた変更を一括して定期的に送信する。スナップショットとトランザクションを合わせ持ったようなレプリケーション。

レプリケーションデータ

アーティクル テーブル、テーブルのサブセット、ストアドプロシージャなど、複製するデータの個別セット。
パブリケーション 複製のアーティクルをグループ化して1つの単位としたもの

データの送信方法

プッシュサブスクリプション
ディストリビュータがサブスクライバに複製データを提供する。サブスクライバからの要求がなくても、レプリケーションが開始される。レプリケーションの開始とスケジューリングはディストリビュータが処理する。

プルサブスクリプション
サブスクライバがレプリケーションを開始する。